Silhouette Cameo®で作るハロウィン企画です。実はこれ、カードのデザインなのですが、Silhouette Studio®のソフトを使えば、デザインを簡単に大きくすることができるので、ハロウィンのウォールデコレーションに変身させることができるんです。

このプロジェクトでは、チップボード、厚紙、布、ビニールを組み合わせて使いましたが、厚紙で全部作ってもいいですよ。Cameoのどの機種でも制作することができます。

必要なもの:

ステップ1:デザインの準備

SilhouetteStudio®で、 ハロウィンカードのデザインを開きます。ズームアウトすると、すべてのピースを一度に表示できるようにします。

今回はカードではなく壁掛けを作るので、ページの一番下にあるカードのパーツは必要ありません。二重丸のカードベースを削除してください。

マウスをドラッグしてページ上の他のすべての部分を選択し、クイックアクセスツールバーの[中央]を選択して、それらすべてを一番大きな円の中に入れます。これにより、すべてのサイズ変更が簡単にできるようになります。

すべてのピースを選択したまま、マウスの右クリックで[グループ化]を選択し、デザインをグループ化します。クイックアクセスツールバーのスケールのアスペクト比をロックし、どちらの測定でも30cmを入力します。これにより、最大の円が30cmになり、他のパーツも新しいサイズに合わせて適切にスケールされます。

ステップ2:ピースをカットする

すべてのピースをカットします。まず、グループ化を解除して、すべてをカットエリアの横に移動します。次に、デザインから一色ずつカットエリアに配置し、送信パネルで各メディアに適切なカット条件設定を選択します。

ヒント:このようにたくさんのピースをカットするときは、普段は私はカットエリアの片側にすべてを置いてカットをスタートし、カットしたら反対側に移動させて、まだかっとする必要があるものがわかるようにします。

何種類もの素材からたくさんのデザインをカットするので、色やメディアごとにどのデザインをカットするのか、リストを作成すると便利ですよ。

  • チップボードから大きなオレンジ色の輪っかをカット。
  • オレンジ色の厚紙から大きなオレンジ色の輪っかをもう一度カット。
  • 白いカッティングフィルムから蜘蛛の巣をカット。このデザインには、同じ色のゴーストが1つ余分にあるので、グループ化せずにもう1つのゴーストと一緒に白い厚紙から後でカットします。
  • 赤いカッティングフィルムからゴーストの目をカットします。最初にカボチャの顔からそれらをグループ解除します。
  • 白い厚紙から小さい蜘蛛の巣と2つの白いゴーストをカット。
  • 赤、黄、オレンジの厚紙から葉っぱとカボチャをカットします。ピースをグループ解除し、厚紙のサイズに合うように再配置します。
  • 黒の厚紙から黒いパーツをカット。
  • 黒のカッティングフィルム(グリッター)からカボチャの顔をカット。
  • ハロウィーンのテキストを黒の厚紙から1回、黒のカッティングフィルム(グリッター)から1回カット。

デザインをカットするときは、必ず送信パネルのカット条件設定を確認し、正しい設定で素材をカットできていることを確認してください。カット前に、何度かテストカットを実行して、デフォルト設定が各素材をきれいにカットできているかを確認することをお勧めします。

注:これらはすべて推奨される色と素材です。ハロウィンのフレーズは、この完成した輪っかが吊るされる背景を考えることをお勧めします。ご覧のとおり、このレンガの壁のように暗い背景にこれを配置すると、明るい色の方が黒よりもコントラストが強くなり、見やすくなります。

ステップ3:ピースの色付けと組み立て

まず、オレンジ色の厚紙の輪っかをチップボードの輪っかに貼り付けます。テープランナーのような乾いた接着剤を使うと、ゆがみやダマにならずに済みます。

次に、フックツールを使用して白い蜘蛛の巣のビニールカッティングフィルムのカストリをします。 12 x12インチの転写シートで厚紙オレンジ色の輪っかにデザインを転写します。

ヒント:カッティングフィルムを台紙からはがした後、転写シートの台紙をカッティングフィルムの下に敷いて使うと便利です。転写シートの裏は、透明度が十分あれば、厚紙輪っかに全部押し付ける前に、デザインが正しく配置されるようになっています。

オプションの手順として、切り取ったものに色や立体感を加えることができます。これは最終的な仕上がりに必須ではありませんが、私はこの壁掛けのような3Dプロジェクトに奥行きを出すために、少し時間をかけます。

葉っぱやかぼちゃの縁にインクパッドからスポンジでインクを付けて色を付けたり、スプレー塗料で軽く霧吹きをして色の変化を付けることができます。マウスパッドなどの柔らかい素材をベースに、Silhouetteのスクレイパーツールで葉脈のくぼみを作り、スクレイパーツールや指を使って蜘蛛の足やコウモリの羽を形作って、立体感を出しましょう。

次に、チュールを刺繡枠にセットします。フープの上部を緩めて2つのリングを分離し、12インチ四方のチュールを小さい方の内側のリングの上に置きます。次に、チュールが固定されるように、金具のついた外側のリングを内側のリングに戻します。フープの上部にあるピースをきつくなるまでねじ込みます。

チュールをぴったりと引っ張り、生地を刺繍枠の裏側の適当な位置にホットボンドで貼り付けます。余分なチュールを約1.5cmに切り落とします。オレンジ色の輪っかが、余分なチュールを隠してくれます。次に、オレンジ色のチップボードの裏側に刺繡枠をホットボンドで接着します。

輪っかの下3分の1の部分にカットしたパーツが集まるように配置し、配置が決まったらホットボンドでそれぞれのパーツを貼り付けます。

最後に、グリッターカッティングフィルムを転写シートで貼り付けます。これはチュールの裏側からホットボンドで貼り付けることができます。壁やドアに飾って、ハロウィンの季節を華やかに演出する準備が整いましたね!