Silhouette Alta®で革のエンボス加工にチャレンジ!3Dプリンターで好きなデザインのスタンプを作成、プレスし、オリジナルレザーヘアクリップを作ります。
必要なもの:
- Silhouette Alta®
- Silhouette 3D™
- フィラメント
- スタンプ用のなめし革
- ヘアスティック
- 丈夫なはさみ
- レザーパンチ、または厚手の素材用のホールパンチ
- 圧縮ツール(木工用クランプ/はエンボッサー/ダイカッターなど)
- デザインID# 76732
ステップ1:デザインを準備する
1. Silhouette 3D™でデザイン(デザインID# 76732 )を開きます。「次のようにインポート」の表示がでたら、ワックスペンダントをクリックします。
2.デザインを選択し、深さ2.0インチ(5cm)になるまでサイズを変更します。クイックアクセスツールバーで寸法が変わるのを見ることができます。
3.寸法のロックを解除した状態で、高さを0.18インチ(約0.5cm)に調整します。高さはエンボス加工の方法によって異なりますが、0.15から0.18インチの間が今回使用した機にちょうどいいとわかりました。
4.クイックアクセスツールバーにある「選択範囲をプリントヘッドの中心に配置します。」をクリックして、デザインをセンタリングします。
ステップ2:Altaを使って印刷する
1. 3Dプリントタブで、プリントに「High Quality (PLA)」を選択します。スタンプが押圧力に耐えられるよう、密度があるほうがよいためこの設定を使います。
2. Altaが接続され、フィラメント(好きな色)がロードされていることを確認してください。
3. [プリント]をクリックして印刷を開始します。
4.印刷が終了したら、オブジェクトを完全に冷ましてから取り出します。
5.ギザギザしている部分等を後加工します。
ステップ3:革を準備する
1.革のはぎれから幅4インチ(10cm)、高さ2.25インチ(5.7cm)の楕円形に切り取ります。
ヒント:薄い革であれば、シルエットカメオ4とクラフトブレードを使用してカットできます。また、カットできない場合でもカッター刃で線をいれることでカットがスムーズになります。
2.レザーパンチで端の近くに穴を開けます。
3.革の両面を水で湿らせて柔らかくします。小さなスプレーボトルを使いましたが、濡れた布でも大丈夫です。
ステップ4:革にスタンプを押す
1.楕円形にカットした同じ厚さの革で練習して、圧力をかける適切な時間をきめます。
2.湿らせた革の上にスタンプを裏返して置きます。
3.木工用Fクランプを使って圧縮するには、2枚の木のブロックの間に革とスタンプを置きます。
4. 2つ以上のFクランプを使用して、できるだけ締めます。3Dプリントを壊さずにできるだけたくさん圧力をかけてください。少なくとも5分から10分を押すとよいです。
5.どれだけの時間が必要かわかったら、スタンプを楕円形の湿った革の上に裏向きに置き、締め付けます。
他の圧力のかけ方:
同様の結果を得るために他のツールでプレッシャーと時間を使用することができます。
- 湿った革と3Dプリントを滑らかな木のブロックの間に挟み、5〜10分間締めます。
- 湿った革と3Dプリントを滑らかなスチールブロックの間に挟み、アーバープレス(ハンドプレス)で押します。
- 湿らせた革と3Dプリントをエンボス加工機の台の間に挟みます。必要に応じて追加のシムを使用してください。
ステップ5:ヘアクリップにつける
1.革製のヘアクリップを仕上げるには、ヘアスティックを使います。今回は染めませんでしたが、好きな色に染めても素敵です。
2.完成です!キーチェーン、レザーパッチ、ラゲージタグ、レザーカフなどを作るのに同じ方法を使えます!
メモとヒント
1.アーバープレスまたはクランプを使用する場合、細い線で、全体的にサイズがそれほど大きくないデザインを選ぶことが重要です。太い線や大きいデザインは、圧力が分散してしまうので、綺麗にデザインがでなくなります。
2.例えばこの万華鏡のデザイン(デザインID# 16933 )もサイズを小さくして線をさらに細くしました(そして高さを0.18インチにリセットしました)。
3Dプリンターで革加工を楽しんでください!